第5回みんなのつぶやき文学賞 国内篇受賞作

  1. 第2位 6票

円城塔『コード・ブッダ 機械仏教史縁起』(文藝春秋)

虹乃ノラン『そのハミングは7』(KADOKAWA)

野﨑まど『小説』(講談社)

第3位 5票

金原ひとみ『ナチュラルボーンチキン』(河出書房新社)

町屋良平『生きる演技』(河出書房新社)

高原英理『愛らしい未来』(河出書房新社)

第4位 4票

待川匙『光のそこで白くねむる』(河出書房新社)

逸木裕『彼女が探偵でなければ』(KADOKAWA)

以下 3票

豊永浩平『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(講談社)

上條一輝『深淵のテレパス』(東京創元社)

坂崎かおる『嘘つき姫』(河出書房新社)

角田光代『方舟を燃やす』(新潮社)

以下 2票

三木三奈『アイスネルワイゼン』(文藝春秋)
佐原ひかり『スターゲイザー』(集英社)
間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』(早川書房)
奥泉光『虚史のリズム』(集英社)
水村美苗『大使とその妻 上』(新潮社)
平野啓一郎『富士山』(新潮社)
春暮康一『一億年のテレスコープ』(早川書房)
岡崎隼人『だから殺し屋は小説を書けない。』(講談社)
宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』(新潮社)
米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』(東京創元社)
飛浩隆『鹽津城』(河出書房新社)
朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』(新潮社)
宮西建礼『銀河風帆走』(東京創元社)
津原泰水『羅刹国通信』(東京創元社)
市街地ギャオ『メメントラブドール』(筑摩書房)
大野露井『塔のない街』(河出書房新社)
中島京子『坂の中のまち』(文藝春秋)
津村記久子『うそコンシェルジュ』(新潮社)
水村美苗『大使とその妻』(新潮社)
大田ステファニー歓人『みどりいせき』(集英社)
池澤春菜『わたしは孤独な星のように』(早川書房)

以下 1票

西式豊『鬼神の檻』(早川書房)
小山田浩子『最近』(新潮社)
藤井太洋『マン・カインド』(早川書房)
吉村萬壱『みんなのお墓』(徳間書店)
井上先斗『イッツ・ダ・ボム』(文藝春秋)
九段理江『東京都同情塔』(新潮社)
柞刈湯葉『幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする』(新潮社)
松永K三蔵『バリ山行』(講談社)
古矢永塔子『夜しか泳げなかった』(幻冬舎)
魚住陽子『野の骨を拾う日々の始まり』(駒草出版)
山崎ナオコーラ『あきらめる』(小学館)
小川哲『スメラミシング』(河出書房新社)
高野史緒『ビブリオフォリア・ラプソディ あるいは本と本の間の旅』(講談社)
阿部暁子『カフネ』(講談社)
京極夏彦『了巷説百物語(7)』(KADOKAWA)
一穂ミチ『恋とか愛とかやさしさなら』(小学館)
斉藤倫『しじんのゆうびんやさん』(偕成社)
小松亜由美『遺体鑑定医 加賀谷千夏の解剖リスト 溺れる熱帯魚(2)』(KADOKAWA)
いしいしんじ『息のかたち』(講談社)
森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』(中央公論新社)
岩井圭也『夜更けより静かな場所』(幻冬舎)
村木嵐『まいまいつぶろ 御庭番耳目抄』(幻冬舎)
宇佐美まこと『その時鐘は鳴り響く』(東京創元社)
河野裕『彗星を追うヴァンパイア』(KADOKAWA)
李琴峰『言霊の幸う国で』(筑摩書房)
高瀬隼子『め生える』(U-NEXT)
月村了衛『虚の伽藍』(新潮社)
木古おうみ『領怪神犯3』(KADOKAWA)
桜庭一樹『名探偵の有害性』(東京創元社)
山内マリコ『逃亡するガール』(U-NEXT)
三木卓『三木卓 単行本未収録作品集 ヌートリア』(田畑書店)
白川紺子『烏衣の華 2』(KADOKAWA)
古川日出男『超空洞物語』(講談社)
藤野ふじの『ネコとカレーライス ビリヤニとガンジスの朝焼け』(マイクロマガジン社)
小川糸『小鳥とリムジン』(ポプラ社)
青木淳悟『憧れの世界 –翻案小説を書く』(代わりに読む人)
新川帆立『女の国会』(幻冬舎)
三浦しをん『ゆびさきに魔法』(文藝春秋)
宮田眞砂『セント・アグネスの純心 花姉妹の事件簿』(星海社)
小林エリカ『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋)
山口未桜『禁忌の子』(東京創元社)
栗林佐知、小春あや『超短篇画集 丘の団欒(まどい)』(けいこう舎)
君嶋彼方『一番の恋人』(KADOKAWA)
柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』(新潮社)
尾崎世界観『転の声』(文藝春秋)
木原音瀬『惑星』(ホーム社)
貴志祐介『さかさ星』(KADOKAWA)
白井智之『ぼくは化け物きみは怪物』(光文社)
朝倉かすみ『よむよむかたる』(文藝春秋)
古谷利裕『セザンヌの犬』(いぬのせなか座)
佐原 ひかり『鳥と港』(小学館)
星野智幸『ひとでなし』(文藝春秋)
潮谷験『伯爵と三つの棺』(講談社)
恩田陸『spring』(筑摩書房)
蜂須賀敬明『さよなら凱旋門』(文藝春秋)
千早茜『グリフィスの傷』(集英社)
櫻田智也『六色の蛹』(東京創元社)
谷川 流『涼宮ハルヒの劇場』(KADOKAWA)
諏訪哲史『昏色の都』(国書刊行会)
町屋良平『私の小説』(河出書房新社)
王城夕紀『ノマディアが残された』(中央公論新社)
佐々木譲『警官の酒場』(角川春樹事務所)
今村昌弘『明智恭介の奔走』(東京創元社)
堂場瞬一『ポップ・フィクション』(文藝春秋)

【本年度1位該当作なしの経緯】
国内篇得票数第1位だった作品については、著者ご本人から投票期間中のご自身の行動において「本賞のガイドラインに抵触するおそれのある部分があったため賞を辞退したい」とのお申し出がありました。2位3位はそれぞれ複数作が僅差で選ばれており、今年は繰り上げず「受賞作なし」といたしました。本作にご投票くださった方、大変申し訳ございません。運営として今後ルールの更なる明確化を行うとともに再発防止に努めます。
【無効票リスト】
以下は刊行年が対象外だったため、集計外といたしました。文庫版の刊行も対象外です。
一穂ミチ『ツミデミック』(光文社)
小川哲『君が手にするはずだった黄金について』(新潮社)
綿矢りさ『パッキパキ北京』(集英社)
以下は出版ジャンルが小説以外だったため、集計外といたしました。
石田月美『まだ、うまく眠れない』(文藝春秋)
斎藤真理子『隣の国の人々と出会う』(創元社)
山本浩貴『新たな距離 言語表現を酷使する(ための)レイアウト』(フィルムアート社)
山中千瀬『死なない猫を継ぐ』(典々堂)
岡崎武志『古本大全』(筑摩書房)